こんにちは。青年メンバーの玲未です。
今回は、4月17日の真備ツアーに関して記事を書いていこうと思います。
私は過去に7回真備町に伺わせていただいたのですが、3月のツアーには参加できず、現地の方にお会い出来なかったため、いつも以上に「早く行きたい」という気持ちが大きかったです。
※新型コロナウィルス感染症対策を十分に行ったうえで実施いたしました。
被災地について(倉敷市真備町/平成30年7月豪雨)
台風7号の接近や梅雨前線の停滞により、7月3日から8日にかけて、西日本や東海地方の非常に広範囲で長時間の記録的な大雨となり、72時間降水量は広島で444mm、岡山県428.5mmと観測史上1位を記録。長時間の豪雨により、河川の氾濫や浸水害、土砂災害が多発し、死者数が200人を超える平成最悪の豪雨災害となりました。
黙祷を捧げ
到着してまず初めに、豪雨災害の碑の前で黙祷を捧げました。これは、毎回最初に行っていることで、「今日一日真備のために出来ることを精一杯やろう」という気持ちに、より一層なります。
(記念碑の前で)
取材活動
午前中は、川辺地区にお住まいの井上望さんにお話を伺いました。現地を歩きながら、場所毎で、当時の写真を見せながら、その時の様子を詳細に話して下さいました。実際に被災された方のお話は胸を打つものがあり、当時のことを想像すると、水の恐ろしさを甘く見てはいけないと改めて強く感じました。
(当時の活動を話してくれるつむぎママさん)
その後、望さんの祖母であるふみこさんのお宅にお邪魔して、当時のお話を聞かせていただきました。今住まれている家が浸水の被害に遭い、家の柱には当時の水の跡がくっきりと残っていました。私が「ここに残ろうと決めたのは何故ですか?」とお聞きすると、「この場所が好きだから」、「この家を守らないとという使命感があったから」とおっしゃっていたことが深く心に残りました。
ふみこさん、突然の訪問にも関わらず優しく迎え入れて下さり、お話を聞かせて下さり本当にありがとうございました。
(お話頂いてありがとうございました!)
ちょっと休憩
昼食は、望さんおすすめのお好み焼き屋「入道雲」さんでいただきました。カフェのようなおしゃれな雰囲気に、人の良い店の方たち。とても居心地の良い場所でした。そして、お好み焼きは言うまでもなく、ほっぺが落ちそうなほど美味しかったです♪
(お話頂いてありがとうございました!)
「まっていたよ。」
午後は、岡田仮設住宅へ。「待ってたよ」の言葉が本当に嬉しかったです。ここでは、体操をしたり皆さんと会っていない間の出来事を語り合ったり、子どもとじゃれ合ったり、、、。いつも通り楽しく交流をさせていただきました。望さんも、少しの間ではありましたが一緒に活動をして下さいました!
新年度も変わらずに
真備町に伺う度に、「自分には何ができるんだろう」「何か力になれているのだろうか」と思う瞬間があります。しかし「来てくれてありがとう」、「次はいつ来るの?」という皆さんの声に「少しは力に慣れているのかな」という気持ちになります。私の方が真備町の方々には元気をもらっています。この文章を書いていたら、お会いしたい気持ちが増してしまいました(笑)
約3か月ぶりの真備町訪問。今回望さんのお話を聞いて感じたこと、岡田仮設住宅へまたすぐに伺いたいという気持ちを持ち続けながら、次回の真備ツアーでまた皆さんに笑顔で会えるように過ごしたいと思います。
最後に。今回のツアーだけでなく、望さんには団体の活動にたくさん協力していただき本当に感謝しています。
20歳とは思えない落ち着いた雰囲気の中から、出される言葉の一つ一つに思いがこもっており、自分にできることはこの貴重なお話を外に伝えていくことだと感じました。
望さん、今回も本当にありがとうございました!またお会いできることを楽しみにしています。(真備町のおすすめのお店、また教えてくださいね。)これからもよろしくお願いします!
(望さんありがとうございました!:右から2番め)
最後まで読んで下さりありがとうございます♪
青年メンバー 玲未
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※本ツアーはJR西日本あんしん社会財団の助成事業です。
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