こんにちは学生メンバーの尾山郁人です。
新年一発目の写真洗浄会&防災セミナー_VOL.14の報告です。
この2カ月団体の活動を離れているうちに、高校生の学生メンバーがなんと3人も加入し、さらにフレッシュ感溢れる団体となりました。それに伴い、ついこの前まで最年少だったはずが、瞬く間に中堅メンバーに早変わりしたため、心機一転頑張ろうと思っている所です。
※新型コロナウィルス感染症対策を十分に行ったうえで実施いたしました。
写真洗浄とは?
自然災害、主に水害などで汚れてしまった写真を一枚一枚丁寧に洗浄し被災者の方に返す復興支援ボランティアのことです。小学生からご年配までできるボランティアで、しかも被災者の大切な思い出を守ることができるとても意味のある復興支援活動です。
被災地について(栃木市/台風19号)
2019年10月12日頃に発生した台風19号は関東甲信越地方で甚大な被害もたらしました。
は栃木市では、台風後人口が大幅に減っており、特に浸水被害が大きかった地区では100人以上も減少。高齢化も著しく、自治会関係者らからは「コミュニティーを維持できなくなる」と不安の声が漏れています。
毎日新聞より
活動開始!
午前の活動は10:00~12:00 午後の活動は13:00~16:00の3時間でした。
このような状況の中、初参加の方3名を含め写真洗浄に参加して頂いた方々、本当にありがとうございました。
写真洗浄が専門的な
技術や知識を要しない作業であることを差し置いても、参加者の方々の作業の吸収スピードに本当に驚かされました。作業工程を確かめながら、1枚1枚を大事に洗浄されている姿に促されるように、自分も初心の気持ちで目の前の写真に向き合わなければという気持ちになります。
「浅田家」効果は思ったよりもすごいみたいです。今さら公開中に見なかったことを後悔中。と思ったら、3月に待望のDVD発売とあったので、浅田さんに興味がある人でも、ニノが好きな人も自宅で楽しめるようになるみたいです。早く配信が始まるのを待っておきます。
写真洗浄が一般の人と接点を持つ機会がまだまだ少ないので、映画とかの影響力はすごいなと思いながらも、見るだけで終わらず実際に写真洗浄に参加しようと行動に移すには、程度に差はあれ、共通した思いがあるように思います。
1つ目は、被災地に何か役に立ちたいという気持ち。2つ目に率直にやってみたいという気持ち。最後に、自分がこれならできそうだという気持ち。バックグラウンドや経験によって、さらには日々変化していくかもしれないけど、同じ作業をしながら参加者の方の思いを聞けるというのは、なかなか貴重で有意義な時間ですね。
防災セミナー
午後に行われた防災セミナーでは、被災地協働NGOセンターの頼政良太さんに約1時間お話しいただきました。1月17日に阪神・淡路大震災から26年を迎えるタイミングであった今回は、防災やボランティアをテーマにワークショップ形式で開催されました。
「なぜ災害ボランティアに行くの?」
「災害時のボランティアの役割とは?」
セミナーの中で投げかけられた質問です。メンバーも参加者と共にディスカッションを行いました。様々な切り口から意見が出てとてもおもしろかったです。個人の抱くボランティア像の違いを受け入れながらも、その多様性豊かな「ボランティア」の姿を発見できたことは大きな気づきとなりました。
現場での実践例を交えながらのお話はとても説得力があり、自分も含め参加者全員が頼政さんのお話に引き込まれていました。セミナーの内容は、おたがいさまプロジェクトを始め、ボランティアとして関わっている活動にも当てはめることができ、自分自身を見直すいい機会になったのではないかと思います。
だまだアクセル全開で進めないもどかしさはありますが、新年初めての活動をとても良い形で行えたのではないかと思います。
今年1年が自分にとっても団体にとってもかけがえのないものになりますように。
学生メンバー 尾山 郁人
※しみん基金こうべ・神戸市の助成事業です。
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