こんにちは!
社会人メンバーの深田将吾です。
1月16日に神戸で活動しました写真洗浄についてご報告いたします。
7人のおたがいさまPJメンバーのみで写真洗浄活動の実施と、長野で活動している「被災地を写真でつなぐ実行委員会」「あらいぐま信州@おもいで復興プロジェクト」須磨航さんによるオンラインでの防災セミナーを実施頂きました。
※新型コロナウィルス感染症対策を十分に行ったうえで実施いたしました。
写真洗浄とは?
自然災害、主に水害などで汚れてしまった写真を一枚一枚丁寧に洗浄し被災者の方に返す復興支援ボランティアのことです。小学生からご年配までできるボランティアで、しかも被災者の大切な思い出を守ることができるとても意味のある復興支援活動です。
被災地について(栃木市/台風19号)
2019年10月12日頃に発生した台風19号は関東甲信越地方で甚大な被害もたらしました。
は栃木市では、台風後人口が大幅に減っており、特に浸水被害が大きかった地区では100人以上も減少。高齢化も著しく、自治会関係者らからは「コミュニティーを維持できなくなる」と不安の声が漏れています。
毎日新聞より
活動開始!
活動は13:00~16:00の4時間でした。
どちらの写真も昭和時代に撮られたもので持ち主やそのご家族の方々の歴史・思い出の1ページを共有させて頂きながら、大切に洗浄していきました。
普段は写真を水に浸けて洗っていきますが、水に浸けられない事情があり、初めて濡らした綿棒を使って写真の洗い作業を行いました。いつもと違う新しい方法でしたがメンバーみんないつもと変わらない取り組み姿勢で真剣に活動できたと思います。
“新しい”話題として、もう一つ。当団体は活動の様子を写真や動画で撮影してしますが、手ぶれを抑えるための“カメラスタビライザー”を導入しました!「JR西日本あんしん社会財団」さまのご支援により購入できとても感謝しております。さっそく気持ちよく撮影していた代表の姿がかっこよかったです!
防災セミナー
これまた新しい取り組みでしたが、初めてオンラインでの防災セミナーを実施しました。ご協力頂きました須磨航さん、本当にありがとうございました。昨年長野でお会いして以来だったので、画面越しでしたが1時間を超える交流が出来たことにとても嬉しさを感じました。
セミナーは令和元年台風19号で被害に遭われた長野で活動している須磨さんより、災害当時の様子と写真洗浄を通じた地域社会のつながりや防災/災害を未来へつなぐ大切さを学ぶことができました。
子どもたちに少しでもボランティアに携わってもらおうと写真洗浄会や活動プログラムなどの実施を精力的に行っており、ボランティアを単純な作業とするのではなく、現地の方々との交流や防災/災害を考えるきっかけとなり“意味のある活動”をすることを理念としておりました。人とのつながりを大切にしたいと想ったセミナーでした。
活動した翌日1月17日は兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)から26年が経った日でした。たくさんのボランティアの方々により当時の出来事・いろんな人たちの想いを現在/未来へつなぐことができています。これからも自分の出来る範囲でつないでいきたいと思いました。
社会人メンバー 深田 将吾
※しみん基金こうべ・神戸市の助成事業です。
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