こんにちは！
社会人メンバーの深田将吾です。
本格的に寒くなってきましたが、みなさんお元気でしょうか？
1年ぶりに長野へ活動してきました！小布施町を拠点としている”信州ベース”須磨航さんの所で、『学生防災リーダー育成事業（柔らかく言うと、災害支援や防災に興味のある学生で繋がろう！）の特別企画として「神戸のワカモノボランティアさんと一緒に被災者に寄り添うこと」』で参加頂いた長野の中学生＆大学生の2名と一緒におたプロメンバー6人が2日間さまざまな活動を行いました。
【1日目午前：“傾聴”に関する意見交換会】
【1日目午後：りんご農家さんでのお手伝いと地元の方とお話し聴きあい】
【2日目午前：信州ベースで長野県内からアウトソーシング中の被災写真を洗浄】
※新型コロナウィルス感染症対策を十分に行ったうえで実施いたしました。
被災地について（長野県長野市／令和元年東日本台風）
2019年10月12日に日本に上陸した台風で静岡県や関東地方、甲信越地方、東北地方などで記録的な大雨となり、災害救助法適用自治体は14都県の390市区町村であり、東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）を超えて過去最大の適用となった。
長野市では令和元年10月12日（土）未明から降り出した雨が、時間を追うごとに増えて豪雨となり、12日15〜16時をピークに13日（日）未明まで降り続いた。10月12日00時から13日24時までの総降水量が136.0mmに至り、12日の日降水量132.0mmは統計開始以来の極値を更新した。また、長野市だけでなく、長野県内では北部と中部を中心に大雨となり、県内14観測地点で日降水量の統計開始以来の極値を更新した。
被害額は、長野県全体で2,766億7,400万円（令和2年9月18日時点）、長野市は1,108億9,000万円（令和 2年3月19日時点）に上る。
人的被害（令和3年3月31日時点）死者15人（災害関連死13人を含む）重症2人 軽傷92人
長野市内では、千曲川の堤防決壊による浸水被害が甚大だった長沼、豊野地区で住家の全壊被害が1,000 件以上発生した。長野県内全体では、千曲市、上田市、佐久市、飯山市、須坂市など千曲川流域を中心に、 住家だけでも8,300棟以上が損壊被害を受けた。
今回も黙祷を捧げ
長野到着初日、長野市長沼地区（千曲川西岸）にあり被災当時の状態である長沼体育館を訪れて黙祷を捧げたのち、上高井郡小布施町（千曲川東岸）の信州ベースで、”傾聴”に関する意見交換会を長野在住の中学生・大学生の方（被災地支援として、写真洗浄以外は活動したことがない学生たち）と行いました。
（記念碑の前で）
“傾聴”に関する意見交換会
みなさん、「傾聴ボランティア」と聞くと、どんなことを考えましたか。
被災者が話すことにしっかり聴くこと？被災者が被災のことを乗り越えられるように手助けをすること？
僕たち自身“傾聴”についての正解がはっきり見えてなかったので、10月に被災地NGO協働センター代表：頼政良太さんと「傾聴とは何か」学ぶ時間を事前に頂いていました。
（頼政さんセミナーについてはhttps://lampejapan.wixsite.com/otagaisama/post/kobe-senjo-v22-2）
今回、復興支援の傾聴ボランティアに興味を持ってくれた学生さんたちとお話して、改めて傾聴について深く考える時間ができました。
被災地における傾聴ボランティアは、たまたま[被災者][ボランティア]と立ち場ができますが、人と人との心の交流をしているというわけで、双方向の関係を築いていくことが”傾聴”になる。相手から何かを聞き出せることが大切ではなく、交流のやり方は人それぞれで相手が何か得られたかはその方本人次第、傾聴のやり方に正解はない。と感じました。
被災関係なく、普段生活している中でも（例えば友達からの相談事とか）傾聴は身近にあって、都度その時その時に一緒に悩むことが大切なのかなと思いました。
被災された方は測り知れない体験をされておりお話しをする/自分が話を聴き体験をシェアすることしてお話し頂いた方の気持ちの負担を少しでも和らげていけたら、なお良いことだなと学びました。
信州ベースの航さん
今回、長野で活動することができた恩人です。2日間実施したすべての活動を計画・調整して頂きました。地域の方との交流を大切にされていて、またこれから地域を支えていく学生たちのことも大切にされています。地域の中で支え合って・助け合っていけることを目的として、長野に住む学生たちに呼びかけて精力的に活動している航さんを、おたがいさまメンバーみんな尊敬していますし、これからも私たちが何かで役に立てるよう協力していきますので、どうぞよろしくお願いします！
社会人メンバー 深田 将吾
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これからも被災者に寄添いつづけるため全力で頑張ってまいります。
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