こんにちは!
社会人メンバーの深田将吾です。
11月1日に神戸で活動しました写真洗浄についてご報告いたします。
まとその前に、みなさんは映画「浅田家!」をご覧になったでしょうか。写真家の浅田政志さんを描いた映画なのですが、“写真洗浄“の話が映画の途中に出てくるんです!とても素敵な映画でした。
そして今回の神戸で出来る写真洗浄活動では、映画を見て来てくれた方がいらっしゃいました!!(パチパチパチパチ)写真洗浄で検索してもらって、神戸でやっていることを知ってもらえたようです!映画の効果は絶大みたいです!
またまた宣伝になりますが(苦笑い)、浅田さんが写真提供・著者藤本智士さんの「アルバムのチカラ」という書籍では東日本大震災に関わった写真洗浄活動に尽力したボランティアの方々の話や現地の方々のお話、真備町写真洗浄@あらいぐま岡山さんのお話を知ることが出来ます。僕は写真洗浄に関わって約10カ月ですが、僕がこうやって神戸で写真洗浄に取り組めているのもこれまでに活動してきたボランティアの方々のおかげであることを深く感じた映画と本でした。
本題になります!(笑)
今回の神戸での写真洗浄では午前9人・午後10人で活動し、午前&午後とも初参加が2人来て頂きました!初参加の方々・リピートで参加頂いた方々、皆様ありがとうございました。
現在は栃木市の方よりお預かりしている写真を洗浄させて頂いています。昨年の台風19号により被災された方で、先月でちょうど1年が経ちました。現地の方を想い丁寧に洗浄させて頂きました。午前/午後で4時間ぐらいの活動でしたが約200枚の洗い&仕上げ工程が完了しました。
午後の部では、親子で参加頂いた方がいて小学生の女の子も頑張って頂きました。元気いっぱいに体全身を使って写真の裏面をきれいにしつつ、写真の表面は丁寧に絵を残しつつ洗浄してくれていました。参加したみんなを笑顔にしてくれていました^^
今回のプチ防災セミナーでは午前/午後ともに学生メンバーによりとても有意義な時間を提供して頂きました。
午前は金石夏帆里さんによる「被災した現地の子どもたちと復興支援という形で関わるときに、子どもたちに与える影響って?」というテーマでグループトークをしました。知らない人たちと関わるということは子どもたちに良い影響も、もしかしたら悪い影響も与えるかもしれないことを考えた時間でした。大事なのは現地の子どもたちの目線に立ち、一人一人にしっかり寄り添い、少しでも子どもたちの笑顔を見られるようできることを精一杯やることなのかなと改めて感じたテーマでした。
午後は尾山郁人くんによる「被災時に想定される具体的な事例のクロスロードゲーム」でグループトークをしました。Yes/Noで簡単には割り切れない事例をみんなの意見を聞いて、YesにもNoにも色々な理由があることが発見できました。どちらが正解ではなくどのような想いでYes/Noにしたのかが大切で、その中で正しい最適な判断をするためにはそのときの状況や考えられる想定を知識として理解しておくことが大切であることを学びました。
(本日の事例;被災して3日後に、100人いる避難所へ60人分のおにぎりが現地の人から提供してもらったときに、責任者であるあなたは受け取れますか?)
今回の写真洗浄でも新しい人と出会い、何度も参加してくれている方や素敵なメンバーと一緒に活動できたことがとても嬉しい1日でした。お預かりしている写真は想いをこめて、早くご返却できるようこれからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
社会人メンバー 深田 将吾
【今後の活動】
・11月14日(土)・・・復興支援ツアー_神戸から長野へ
・11月22日(日)・・・復興支援ツアー_神戸から真備へ
・12月6日(日)・・・写真洗浄キャラバン@コープ大久保
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