こんにちは〜!
学生メンバーのゆきです。
いつも温かい思いやりの空気と明るい声が溢れている空間。
今回もそんな中で、活動が始まりました。
この日の主な作業は切り出し。
写真洗浄って?
自然災害、主に水害などで汚れてしまった写真を一枚一枚丁寧に洗浄し被災者の方に返す復興支援ボランティアのことです。小学生からご年配までできるボランティアで、しかも被災者の大切な思い出を守ることができるとても意味のある復興支援活動です
このブログを読んでいただいている方の中で、「コロナ禍でも被災地支援やボランティア活動がしたい」「所属している団体と、おたがいさまプロジェクトで写真洗浄をしてみたい」とお考えの方はホームページのお問い合わせからご相談ください!
取り扱った写真の被災地について(栃木市/台風19号)
2019年10月12日頃に発生した台風19号は関東甲信越地方で甚大な被害もたらしました。
栃木市では、台風後人口が大幅に減っており、特に浸水被害が大きかった地区では100人以上も減少。高齢化も著しく、自治会関係者らからは「コミュニティーを維持できなくなる」と不安の声が漏れています。
毎日新聞より
~皆さんは写真洗浄ってどんなイメージですか?
写真洗浄と言うと、写真を水で洗ったりエタノールで綺麗に拭いたりする作業をイメージしやすいかもしれないです。
そのため、切り出し作業と聞くと、それは何ぞや!?と疑問をもつ人もいるかもしれません。
でも、被災した写真は「写真本体がそのままある」というわけではないのです。
整理や工夫の凝らされている大切なアルバムが、そのまま被災しています。
なので、洗浄するにはまずそのアルバムから写真を一つ一つに分けていく必要があります。
そのための作業が、"切り出し"というものなのです。
今回は追手門大学の皆さんが参加してくれました。
学生さんそれぞれが、一つ一つの写真と丁寧に向き合いながら前向きに活動している雰囲気がよかったです。
アルバムによって被災度は違います。
被災直後のちょっとした保存方法の違いでも、写真の状態は変わります。
人間と同じように、写真も生きているのです。
そんな大切なモノを助けるのだから、写真の切り出しは少し難しい部分もあります。
神経を使うこともあります。
たくさんの人生がぎっしりつまったアルバムです。
ただただ真っ直ぐカッターを入れればバラバラになる程度のものではありません。
そんなものを、救ったり復活させたりする活動に関われていることと、今日という日が訪れている日常に、改めて感謝した一日でした。
学生メンバー ゆき
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