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ー活動blogー #神戸で出来る復興支援_写真洗浄&プチ防災セミナー_vol.16



みなさんこんにちは!学生メンバーの玲未です♪

今回の記事では、先日行った「写真洗浄動画の撮影」について書いていきたいと思います。

(私たちは現在、写真洗浄を広めるために、手順をわかりやすく伝える動画を作成しており、それに使用する素材の撮影を行いました。完成したらまたぜひ、ご覧いただきたいです!)


※新型コロナウィルス感染症対策を十分に行ったうえで実施いたしました。



写真洗浄とは?

自然災害、主に水害などで汚れてしまった写真を一枚一枚丁寧に洗浄し被災者の方に返す復興支援ボランティアのことです。小学生からご年配までできるボランティアで、しかも被災者の大切な思い出を守ることができるとても意味のある復興支援活動です。


被災地について(人吉市/令和2年7月台風)

2020年(令和2年)7月3~31日にかけて、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨がありました。北は青森県から南は鹿児島県に至るまでの1府34県が被災し、阪神・淡路大震災や東日本大震災、西日本豪雨などと並ぶ7例目の「特定非常災害」に指定されました。


活動開始!

撮影当日は晴天で、絶好の撮影日和となりました。

撮影は、田中紀行さん(”のきさん”と呼ばせていただいています)に担当して頂きました。お忙しい中、この日のために遠方から来てくださいました。本当にありがとうございます!撮影に向けたオンラインミーティングにて何度かお話はしていたのですが、直接顔を合わせるのはこの日が初めてでした。慣れない撮影に挑戦するということもあり、最初は緊張していましたが、のきさんが親身になって向き合って下さったおかげでいつもの活動のように、リラックスして臨むことが出来ました♪



写真洗浄は大きく「①乾かし⇒②切り出し⇒③洗い⇒④仕上げ」の工程に分けられますが、その手順に沿って撮影は進んでいきました。私たちの団体にはカメラ好きなメンバーが多いので、普段から写真を撮られることに慣れてはいるのですが(笑)、撮影に向けたこれまでの準備のことを思ったり、のきさんが使う精巧な撮影機材の数々を見ると、気が引き締まる思いでした。そしてここで撮影したものが動画に使われると思うと、初めは手が震える瞬間もありました。

 私の動きをメインで撮っていただいたのですが、後ろではメンバーのみんなが洗浄活動をしてくれていたので安心感のある中で進めることができました。また途中で、撮影した素材をのきさんに見せていただいたのですが、あまりの映像のきれいさに「きれい!」、「すごすぎる!」という言葉が無意識に口から出てくるほどでした。プロの方はやはりすごいと実感しました。


 午前中のうちに全工程の活動の様子を撮り終えることを目標にしていましたが、無事予定通り終えることが出来、ほっとしました。のきさんの的確な指示と、メンバーみんなの迅速な対応のおかげだと思います。

 撮影全体を振り返って、今までにないとても貴重な経験をさせていただき、それをのきさん、おたがいさまのメンバーと出来たことをとても嬉しく思います。そして何より、とっても楽しかったです!



私は写真洗浄活動に携わってから約1年ですが、今回の撮影を通して改めて、写真洗浄の全工程について真剣に考えたように思います。長く続けていると、ついつい「この工程は〇〇ものだ」という思い込みが出てきてしまいますが、常によりやりやすい方法を模索してかないとな、と感じるきっかけともなりました。

 早く動画が完成し、多くの方に見ていただきたいという気持ちでいっぱいです。(私自身も早く見たくてうずうずしています(笑))そして、動画をきっかけに写真洗浄の広がりに少しでも貢献できれば、こんなに嬉しいことはないなと思います。

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


   おたがいさまプロジェクト 学生メンバー玲未




※神戸市の助成事業になります。


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